闘病マニア

1999年3月22日にくも膜下出血、2005年2月4日からの人工透析してるPKD(多発性嚢胞腎)患者の闘病を主に書いてます。闘病生活も10年を超えると生き延びる為に自分の病気にやたら詳しくなりマニア化して色々な秘訣やコツを習得してます。少しマニアック過ぎるかも知れませんが自分の習得した知識を皆様と共有出来ればと思いこのブログを書いてます。

PKDガイドライン2017について

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この秋の大阪で行われたPKDFCJの講演会で『エビデンスに基づく多発性嚢胞腎(PKD)診療ガイドライン』は近々患者会の意見を取り入れて発売されると聞いてましたが入院してる間に『エビデンスに基づく多発性嚢胞腎(PKD)診療ガイドライン2017』が発売されていて遅ればせながら購入して取り急ぎ斜め読みしました

 

この秋に『エビデンスに基づく多発性嚢胞腎(PKD)診療ガイドライン2017』は発売されると聞いてましたが入院してる間に発売されていて遅ればせながら購入して取り急ぎ斜め読みしました。


変更及び追加

ガイドライン2017のADPKDのところを斜め読みしてみましたが疾患・概念、診断、疫学・予後に付いてはガイドラインの2014年とは大きな変更は見受けらず、変更及び追加は治療の項目に有りました。

変更点は治療の推奨グレードのランクが代わり評価も変わってました。

追加点としては「合併症とその対策」にドレナージ(廃液)について2項目、非ステロイド性抗炎症薬1項目の合計3項目が追加されてました。


たんぱく質制限食

たんぱく質制限食はADPKDの腎臓機能障害進行の抑制に推奨されるか?』の答えは2014年のガイドラインよりも2017年のガイドラインは自分にとって引き続き衝撃的な事になってました。

推進グレードは「なし」になり2014年のガイドラインに引き続きエビデンスが不充分で、たんぱく質制限食の実施の推奨については推測の域を脱しないとの事でした。

 

PKDガイドライン2017を斜め読みして思ったこ

斜め読みしただけでもう少し読み込まないとですが現実として保存期(CKD)のPKD患者は透析にならない様に医療機関で「たんぱく制限食」を指導してるので「たんぱく質制限食の実施の推奨については推測の域を脱しないとの事」を言わない様にエビデンスを早急に積み上げて欲しいです。

最初にPKDのガイドラインを読んで「たんぱく質制限食の実施の推奨については推測の域を脱しないとの事」を見た時に「5年も何の為に苦しいたんぱく制限をしたのか」って思いました。

なので可及的速やかに「たんぱく制限食」の有効性のエビデンスを積み上げPKDのガイドラインに反映して欲しいです。「たんぱく制限食」が反映されない限り自分はPKDの保存期方にPKDのガイドライン2017を読む事はお薦めしかねます。