闘病マニア

1999年3月21日にくも膜下出血、2004年2月4日からの人工透析してるPKD(多発性嚢胞腎)患者の闘病を主に書いてます。闘病生活も10年を超えると生き延びる為に自分の病気にやたら詳しくなりマニア化してます。ただし不良透析患者なのでコイツ大丈夫と思われる事も多いと思いますが反面教師として役立てて頂けると幸いです。最後にくも膜下出血して透析してても元気にやって行ける事が多発性嚢胞腎の皆様に伝われば何よりです。

腎がんと透析と多発性嚢胞腎

腎エコー(腹部エコー)の受診の目安は半年〜1年に1回、最低でも年1回と言われてましたが新年度になり忙しくドタバタしてたら腎エコーの予約をすっかり忘れていてやっと昨日(5/12)1年3ヶ月ぶりの診察の予約を取りました。

 

因みに腎がんは日本透析医学会の1982年〜2004年のアンケート調査で透析患者は通常の方より15〜20%発生率が高いと分かってます。

 

自分が説明するより専門家による説明

m.youtube.com

 

2016年のジャパンキャンサーフォーラム2016で東京女子医科大学泌尿器科腎臓総合医療センターの近藤恒徳先生が講演された『透析患者と腎がん ”透析患者が知っておきたい腎がんのこと”YouTubeで投稿されいて1時間24分と長いですが腎癌について分かり易く説明されてますので是非みて参考にして下さい。因みに1時間12分40秒からPKDとACDKに付いて触れてます。

 

それからじんラボのホームページにも腎がんについて詳しく説明して有るので時間が有る時に目を通して下さい。

www.jinlab.jp

 

早期発見早期治療

ACDKは発がんのリスクが有りますが透析3年未満で44%、3年以上で79%、10年以上では90%と言われてます。早期発見早期治療する為には定期的な腎エコー等が必要です。もし透析施設で腎エコー等をしてないなら別の病院で定期的に腎エコー等を行い早期発見出来る体制を整える事をお勧めします。

 

【追記】

以前にもブログで書いたし近藤先生のYouTubeでも言われてる様にADPKD(常染色体優性多発性嚢胞腎 )とACDK(後天性多発嚢胞腎) は良く間違えられますが全く別物です。