闘病マニア

1999年3月21日にくも膜下出血、2004年2月4日からの人工透析してるPKD(多発性嚢胞腎)患者の闘病を主に書いてます。闘病生活も10年を超えると生き延びる為に自分の病気にやたら詳しくなりマニア化してます。ただし不良透析患者なのでコイツ大丈夫と思われる事も多いと思いますが反面教師として役立てて頂けると幸いです。最後にくも膜下出血して透析してても元気にやって行ける事が多発性嚢胞腎の皆様に伝われば何よりです。

のう胞のメカニズムで全身に病気が出ます。

今回の日本腎臓学会学術総会の市民講座で土屋先生が多発性嚢胞腎について講演されました。長期に多発性嚢胞腎の闘病をしてる方はご存知の方も多いと思いますが土屋先生は講演のなかで下記の「のう胞を起こす機序が全身に病気を起こす」事を言ってました。

 

 

頭蓋内動脈瘤(家族歴あり:約16%、家族歴なし:約6%)

 

僧帽弁逸脱症(30%)

 

肝嚢胞(約80〜90%)

 

高血圧(約50〜80%)

 

腎結石(約20%)

 

膵嚢胞(8 %)

 

(大腸)憩室(83%)

 

以上

 

 

自分の場合は嚢胞腎以外に頭蓋内動脈瘤、肝嚢胞、大腸憩室を持ってます。血圧は低く肝嚢胞も大きくなって無いので良いのですが脳動脈瘤は既に破裂してるし大腸憩室炎も発生させて既に救急車で搬送されてます。

 

多発性嚢胞腎は症状は十人十色で様々ですが色々な所にのう胞に起因する病気になり易いので嚢胞腎以外にも注意して闘病に励んで頂けると嬉しいです。