闘病マニア

1999年3月21日にくも膜下出血、2004年2月4日からの人工透析してるPKD(多発性嚢胞腎)患者の闘病を主に書いてます。闘病生活も10年を超えると生き延びる為に自分の病気にやたら詳しくなりマニア化してます。ただし不良透析患者なのでコイツ大丈夫と思われる事も多いと思いますが反面教師として役立てて頂けると幸いです。最後にくも膜下出血して透析してても元気にやって行ける事が多発性嚢胞腎の皆様に伝われば何よりです。

多血症(赤血球増加症)にお気を付けてて下さい。

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殆どの方は透析すると貧血になると思いますが多発性嚢胞腎の場合は腎臓のホルモンなど残存機能が残っている場合があり貧血になりません。

 

自分の場合も普通にしていればヘマトクリットは42は有るので透析を導入して15年目ですが一度もエリスロポエチン(EPO)製剤は使った事は有りません。

 

自分の主治医の様に薬の処方にセンスが無い場合稀に多血症になる可能性の高い多発性嚢胞腎の患者に鉄系のリンの吸着剤のリオナやピートルを処方してヘマトクリットが男性55、女性50以上の多血症になる事があります。

 

多血症の症状として頭痛、めまい、視力障害、耳鳴り、けん怠感、知覚異常、呼吸困難などの症状が出て血栓ができる可能性が高く重篤な症状になる可能性が高いので鉄系の薬を飲むときは注意してください。

 

【追記】

一度、リオナでヘマトクリットが59.6迄上がり順天堂医院からヘマトクリットが50以下になる様にコントロールして下さいというお手紙もらったのにそれを無視して前回ピートルチュアブル処方してヘマトクリットが50を超えピートルを中止した経緯が有ります。

 

それなのに今回再びピートルの顆粒の処方、主治医以外の看護師、技師、薬剤師全員処方に問題有りと認識していました。なので余程の間抜けな医師で無い限りヘマトクリットの高くなる人には鉄系の薬剤は投与しないと思います。

 

ただし世の中には色々な人がいてトンデモ医師は存在するので自己防衛の役に立てばと思い多血症の話題を取り上げてみました。